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子供達に本が好きになって欲しい、それが私達の 願いです・・・☆

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sumi
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女性
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絵本好きの仲間が集まって、小学校で読み聞かせをしています。


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読み聞かせは特に難しいことではありません

へたでもかまいません、心をこめて丁寧に読んであげてください。
それだけでも読み手の愛情は子供に伝わります。
ただ、自分の子供ではない、たくさんの子供達の前で読み聞かせをする場合
には、少し気をつけたい点があります。これから幼稚園や小学校で読み聞か
せをしてみたいと思っていらっしゃる方のために、いくつか紹介したいと思
います。


本の選び方

絵本を選ぶ基準はありません。自分の好きな本を選んでかまいません。
だだ、絵本のなかにも小学校高学年から大人向けのものもあります。
そういう本は小さい子には難しいかもしれません。逆にちょっと幼稚かなと
思える本でも、大きい子たちは結構楽しんでくれたりします。


ページのめくり方

ページは体の内側から外側へ、お話を送ってあげるようにめくりましょう。
ページをめくるときに腕が絵の上にかからないように気をつけてください。
本が右開きか左開きかによって持つ方向が変わります。

        本を右側にもつ場合
        右手で持ってページの下部をめくる。
        左手で持ってページの上部をめくる。

        本を左側にもつ場合
        右手で持ってページの上部をめくる。
        左手で持ってページの下部をめくる。

    いくつか試してみて自分が読みやすい方法をとりましょう。
    また、読みながら次のページの間に指を差し入れておくと
    スムーズにページをめくることができます。


声の大きさ

教室ぐらいの広さの部屋でもあまり声をはりあげる必要はありません。
たとえば、小さめの声でも、かえって子供達は聞き耳をたてて聞くようにな
ります。ただし、大きな声でも、小さな声でも声の調子が単調になってしま
うと子供達の注意がそれるおそれがあります。
メリハリをつけることが大事です。

また、ページをめくって、すぐに読み始めないで、一呼吸おきましょう。
子供達は絵本をまず視覚でとらえ、次に聴くことによって、お話の中へ入っ
ていきます。


2冊の本を読む場合

時間の都合で本を2冊以上読む場合、前に読んだ本よりも最後に読んだ本の
方が、どうしても印象が強く、余韻が残ります。どの本を最後にもってくる
か、考えて読むことをおすすめします。


本への注意を引き付ける場合

毎回というわけではありませんが、聞き手は必ずしも聞ける状態で私達を待
っていてくれるとはかぎりません。何となくざわついたり、立ち上がってう
ろうろしたりしている場合もあります。そんな時、人目を引く短くて楽しい
絵本を初めに読みましょう。そうやって子供達の注意を十分に引き付けてか
ら、メインの絵本をじっくり読み始めます。初めに注意を引き付けるのに適
した絵本を少しですが紹介しておきます。

       ねずみくんシリーズ(ポプラ社)
               作・なかえよしを 絵・上野紀子
       五味太郎さんの絵本(偕成社)、(絵本館)



小物を使う

絵本によっては内容に関連する物を持っていって、読む前に見せる場合もあ
ります。たとえば、本の中に出てくる野菜や果物、植物や小物などです。
それによって絵本の内容への関心がさらに深まることがあります。ただし、
あまり小物に頼らず、読んでいる間はそばにそっと置いておく程度にしてお
きましょう。


その他

絵本は表紙、タイトルページ、裏表紙、すべてが絵本です。内容にあった楽
しいヒントが隠されている場合もあります。
できるだけ紹介してあげましょう。また、作者の名前も読み上げましょう。
同じ作者に出会うだびに、子供達は好きな絵本の作者の名前を覚えるように
なるでしょう。


感想は求めない

後で感想を求められるとわかっていると、子供達はそれに気をとられてお話
の中へ入っていけなくなります。読み聞かせは勉強ではないのですから、子
供達に楽しんでもらえればそれでいいと思います。絵本っておもしろい!が
将来、本って読むとおもしろいんだ!に発展してくれることを願って!
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出会い

十年前、おはなしのたまてばこがスタートしたきっかけは、ある先生との出会いでした。
娘の担任だった先生は本が好きで、教室でも読んでくれるのですが、先生の本を借りてくることもあって、連絡帳でそのお礼を伝えたりしているうちに、絵本の話で、大人のほうが盛り上がってしまう事も・・・そんなある日、先生からお話があり、「お母さんの読み聞かせを実現したいと、ずっと思っていたのです。」と言われました。
びっくり!だって私も子どもが入学したら、学校で読み聞かせをしてみたいなーと,ずっと思っていたからです。
そんな訳で話はすぐにまとまり、二年生になっていた娘のクラスと一年生のクラスも一緒に、一回目のたまてばこが行われました。(第二小は一年生も二年生も一クラスしかありません。)


第一回

何度も練習してドキドキして臨んだ第一回ですが、読み終えた時はほっとしたのと、子ども達の反応がとても嬉しかったのを覚えています。
終わって教室を出ると、一緒に聞いて下さった校長先生から「とても楽しかった、次はいつですか?」と尋ねられ、「じぁあ 毎週きます!」と答えてしまったのが始まりでした。
担任の先生が家庭にもお手紙を出してくださったので、一回目から何人ものお母さん達が聞きに来てくれました。
子ども達と一緒の本を楽しむ時間を持ちませんか?-の呼びかけに応えて、朝の忙しい時間に聞くためだけに集まってくれたクラスのお母さん達には、本当に感謝しています。
不思議なことにその中からは、読み聞かせのメンバーは誕生しなかったのですが・・・。


ふたり目のメンバー

しばらく一人で週末に通いましたが、続ける為には仲間が必要!と常に考えていました。
そんな時、引き受けていた役員の仕事が二年目になり、役員のメンバーが替わり自己紹介の席で・・・「せんたくかあちゃんをやってます。」と言った人がいたのです。
絵本好きならどなたでもこの言葉を聞き逃す事は無いでしょう。
やった!!うきうきと帰りを待ち伏せて口説きました。
そして、ふたり目のメンバーになったのがすみでした。


二年目

二年目 すみもいもいのふたりで、一、二年生への読み聞かせはのんびりと一年を終えました。一年目の終わりに、学校からおおきなチューリップの花束をいただきました。と ってもびっくりして嬉しかったです!
この間PTAの広報部さんの取材があったり、他のクラスの先生方が揃って聞きに来てくれたり、中には「うちのクラスにも来てほしいなー。」という声もありました。しかしふたりではどうにもなりません。
そんな時ずっと誘っていたsumiからOKの返事が・・・!

二年目はsumiを加えて三人になりました。そこで念願だった全クラスへの読み聞かせが実現。第一、第三土曜日は一年から四年生、第二、第四金曜日は五、六年生の教室に行きました。
(一二年、三四年は単学級のため合同でした。)また、sumiの提案で、読んだ本などをお知らせする手紙を発行する事にしました。
ホームページを作ってくれたのもsumiであることを考えると、貴重な人材を得たなーと思います。
毎週末にふたりずつのローテーションを組んでいましたが、sumiが事故にあってしまい入院。ピンチ!困っていると、以前から声をかけていたPちゃんが「困っているでしょう?」と参加してくれることに・・・。
災い転じてメンバー増える。ラッキー!これでもう四人になりました。
(『てぶくろ』のおはなしみたい)その後、ずっとたまてばこのお便りの愛読者だったというらんが入ってくれて五人。だんだん賑やかになって来た二年目でした。


おまけ

夏休み、地区の子ども会の行事でカレー作りをしました。
その時レクの時間に「ぼく どうしよう?」を1~6年生(40人くらい)に読んだら、6年生が大爆笑!!「うんちに踏まれたらこまるー!」ってしばらく顔が戻らなくなっていました。


え? たまてばこが本に・・・
前から誘っていたnakaが子どもの入学を期にメンバーに加わってくれて、6人。 ローテーションにも余裕ができるーと喜んでいたら、はじまりのきっかけを作っ てくれてずっと図書担当として私達を支えてくれていた、M先生が移動になってしま いました。
お手紙の印刷から日程の調整まで、すべて仲立ちして頂いていたし、何 よりも学校に行ったとき先生のあの笑顔に会えなくなるのか・・と思うとより所 を失うようでとても心細かったのです。
しかし、めげている暇はありません。子 ども達の笑顔のために私達もがんばらなくちゃ!!  ・・・ということでさっそく学校の印刷機の使い方を習い、連絡係を新しい図 書担当の先生にお願いして、年間計画の中にも入れていただけるように、教頭先生にもご挨拶をしました。

そして、この年は「続・朝の読書が奇跡を生んだ」が発行された年でもありま した。
この本の中で、白井第二小の読書活動が取り上げられ、学校の10分間読書 などと共に、おはなしのたまてばこについても紹介されました。
今では大分広まっ ている朝の10分間読書ですが、平成8年の時点ではまだ少なかったようです。
この 本の前に出版された「朝の読書が奇跡を生んだ」を書かれた林 公先生は,朝の読 書の素晴らしさについて、全国に呼びかける活動を行っておられましたが、なかなか 実施される学校は少なく、白井第二小は林先生の呼びかけに応えて、全国で初めて 、全校一斉に10分間読書に取り組んだ学校だそうです。
しかし私達はそんな事とは無関係に、ひたすら地味に自分達の活動を続け,近隣 の小学校で同じような活動をしている方達と交流して見学させて頂いたり、「一階 の図書室ってうらやましいわねぇ しかもじゅうたん!」なんて隣の学校をうら やんでいたりしたのです。・・・
しかしこの件は後に思いがけない方向から実現 することになるのですが・・・。



本の影響ってすごいんだ!!

 私達も「続・朝の読書・・・」の本を読んで他の学校の活動に励まされました が、この本が出版された事により私達の活動に関心を持ってくださる方もいたよ うで全国から問い合わせをいただきました。
なかでも、大変丁寧なお手紙でおは なしのたまてばこに講演依頼をしてくださった府中の幼稚園の会長さん。
この時 はメンバー全員「どうしよ!!」しか言葉が出ず・・・教頭先生の「黒柳徹子さ んは1時間のお話で○百万円だそうだよ。」の声に「いいねー」なあんて言ってい る場合でもなく、とりあえずお断りすると是非活動を見たいとの事ではるばる白 井まで来てくださいました。
感想は学校との関係が素晴らしい、是非自分も子ど もの学校でこのような活動を立ち上げたい!と身に余るお言葉。
講演の件は何と か承諾して頂けてホッ。後日、高名な大学の講師の方をお迎えして無事講演会も 開催出来たとお知らせを頂き、私達もいろいろな意味でよかったね!

この他にも大網の方から、町教委と小学校の先生方が研修にいらっしゃり、学校 からたまてばこの活動について説明して欲しいとの依頼を受けました。日ごろ良 くして頂いているてまえこういう時は断りにくい!
資料まで作って、全員で頑張 っちゃいましたー。
その後、学校で図書の研修などがある時は誘っていただいた りもしました。みんなまだ時間に縛られる仕事を始める前だったこともあり、本 当にいろんな事をしたなぁと思います。
 この年、たまてばこのお便りの愛読者だったらんが引っ越してしまいメンバ ーから抜けました。さびしいー。


また6人に!

5年目は明るい話題からスタートです。メンバーがやはり以前から誘っていた、図 書館によく通っている・・といううわさのtotoが子どもの入学を期にたまてばこ に入ってくれました。
(本当に私達って友達を見れば誘いまくりでよく友達を無 くさないものだ・・・)
  校長先生も替わられたので全員でご挨拶。図書担当の先生も替わられましたが 、今度は私達の活動もずいぶん自立してきたのでへこたれません。
 それにしてもおはなしのたまてばこは、校長先生教頭先生や図書担当の先生が 何人替わられてもいつも良くしていただいています。
本当に恵まれているな、と 思います。
それにも増して私達を励ましてくれているのが子ども達!顔を見ると 「あ、たまてばこのおかあさんだ!」と言ってくれる低学年の子。
嬉しい感想を 伝えてくれる高学年の子。読んだ絵本が結構ブームになり、「夏休みに出掛けた らその絵本の絵葉書を見つけたから・・」とわざわざ買ってきてくれた6年生。
私 達の中にも色んな思い出が出来ました。



分校にも読み聞かせが!

totoさんがメンバーに加わって良かったことは、分校にも読み聞かせが出来るようになったことです。それまでは分校にも読み聞かせをという声はあったものの、人数が少なく、分校のお母さんの参加がなかったため、なかなか実現しませんでした。それが、分校のtotoさんの参加で月1回ですが、読み聞かせが出来るようになったのです。
当時、平成9年の時点で生徒数40人前後と少なく、低学年組と高学年組、20人位に分かれて読みました。初めて分校に読み聞かせに行ったときには、本校とはまったく違った雰囲気にびっくりしてしまいました。
『二十四の瞳』にでもでてくるような、懐かしい木造校舎、読み聞かせの声の響きさえ違って聞こえ、とても新鮮な気持ちでした。
子供たちも好奇心一杯のキラキラした目で迎えてくれて、毎回とっても楽しみにしていてくれました。現在では本校と分校は統合されていますが、この短い期間に読み聞かせに通った思い出は忘れることは出来ません。分校の校舎はまだ残っているので、何かの機会があったら、また訪れてみたいなと思っています。




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