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2006年6月2日 (金) 人形劇2006

今年も人形劇の季節がやってきました。
今年の演目は『三びきのやぎのがらがらどん』です。
もいもいさんと最初の打ち合わせがやっと実現できました。
お互いになかなか時間がとれず、今年は宿題の方が多そうです。
去年の『はらぺこあおむし』のビデオを見て、お手伝いしてくださる方が増えそうで、今年も頑張ろう!ってお互いヤル気満々です。
去年、舞台のセッティングなど一度経験しているので、今年は人形や小道具作りに集中できそうです。
それにしても、やぎの人形をどうするか、トロルをどうするか、『はらぺこあおむし』のように、見本があるわけではないので、ゼロからのスタートです。いったいどうなることやら・・・。

おおやぎがトロルをこなごなに砕いてやっつける、というシーンをどう人形劇で表現するか、これが一番の問題です。迫力あるシーンで子供達がもっとも喜ぶ場面です。幾つかの案が出て、とりあえず試作ということに・・・。
あと2ヶ月、子供達の喜ぶ顔を想像しながら、なんとか乗り切っていきましょう!



2006年6月 人形劇2006(2)

トロルのアイデアがいろいろ出たので、とりあえず、トロルを形作る岩を試作することに・・・。
発砲スチロールを刻んでアクリル絵の具で着色してみました。
これをトロルの表面にくっつけて、ゴツゴツした感じを出そうという訳です。
でも、発砲スチロールを刻むのは大変!
あちこちにスチロールのくずが飛び散って、静電気で手や洋服にくっついてしまいます。作業するときは掃除機と覚悟が必要ですね。

岩の感じは出てると思います。
後は表面に付けてから黒や錆色などを使ってお化粧するつもりです。



2006年7月8日 (土) 人形劇2006(3)

話し合いながら、手を動かしながら、少しずつ3匹のヤギのイメージが出来上がってきました。
今回は大ヤギと中ヤギの角を製作しました。
芯に針金を入れて新聞紙を丸め、その上から糸をまいて固定してから色を塗りました。
大ヤギのごつごつした巻き角の感じが良く出ていると思います。
そのほか、ヤギの毛、蹄などを試作して後はそれぞれ宿題となりました。

週に一回、半日しか時間がとれないので、ほとんど宿題状態です。
もいもいさんはヤギとトロル、私は塗装、今回はきりんさんがヤギの毛を手伝ってくれました。
まだまだやることはいっぱいです。
そろそろ追い込み、気合いれて頑張らなくては!!



2006年7月 人形劇2006(4)

ちびやぎくん、完成。
残念ながら、もいもいさんと私のミシンは調子が悪くて使えません。
それに・・・人形を立体で作るのはどうも苦手・・・。
それで、ヤギ達はダンボールの平面で作り、毛糸を使って肉付けすることにしました。
絵本になるべくそって演技するつもりなので、橋を渡っていくやぎ達は振り返ることがなく、よって裏側は必要ありません。
中やぎ、大やぎもこの手でいくつもりです。



2006年7月 人形劇2006(5)

今回の効果音は図書館で借りてきたCDを編集して作ることにしました。
CDの編集は初めてでマニュアルとにらめっこしながら、パソコンで編集して作りました。
常に流れているBGの川の音とその他の音の2枚です。

BGの川の流れる音・・・『効果音大全集(自然編)IV 河川』より(ゆるい流れ)

その他の音『効果音楽』より
     オープニング・・・(愛情)
     トロルの登場・・・(緊張)
     がらがらどんとトロルの戦い・・・(怒り)
     エンディング・・・(愛情)

今回は語り手が効果音も担当します。
絵本を読みながら自分の読みに合わせて音を出すことにしました。
タイミングも取りやすく、短いお話のため、なるべくゆっくりと進めることにしたのでその余裕も十分です。

効果音の編集を終えて、なるほど・・・劇中の音はこうやって作られているんだなと、改めて思いました。
それにしても効果音っていろいろな音があって面白いですね。
海辺の波の音などを流しながら、朝食をとると、まるでリゾート気分ですよ(^^)



2006年7月 人形劇2006(6)

大やぎのがらがらどんとトロルが完成しました。
大やぎはトロルをやっつけなければならないので、かなり大きいです。
首と前足の一本が動くようになっています。
トロルとの戦いの場面では、持ち手が3本必要となり、2人で動かすようになります。

トロルは鼻、目玉、口が動くように作りました。
ダンボールの張りぼてで中に人が入って動かします。
目玉はテニスボールを着色しました。結構怖いです。

橋はラップの芯をラシャ紙で巻いて、麻紐でつなぎ合わせました。
まだ、背景、小物の準備はできていませんが、とりあえず初めてのリハーサルを、音あわせも兼ねてすることができました。
少人数でやっているため、監督なんていうものはありません。
自分がどう動いているのか、これでいいのか、今ひとつ不安ですが、なんとか本番にこぎつけそうです。
子供達の反応はどうかな?・・・とっても心配。
さあ、これから最後の追い込み、残りの小道具を完成させてしまいましょう!!



2006年7月         人形劇2006(7)

人形劇本番
とうとう、子供会の日がやってきました。
去年と同じように、舞台でのリハーサルを本番前に一度することができました。今回は娘二人も裏方で背景のチェンジを手伝ってくれました。
迫力を出そうと大やぎとトロルを大きく作ったのですが、ちょっとこの舞台には大きすぎたかもしれません。

川の音をバックにやぎ達が登場します。
だんだん大きくなっていくやぎ達に「わぁ~!」と歓声があがります。

トロルの登場にはちょっと怖い音を使ったので、雰囲気がでてよかったと思います。小さい子はちょっと怖かったかも・・・。

大やぎとトロルの格闘では大やぎは頭を激しく振り、角でトロルを突っつき、前足を何度も踏み鳴らします。この場面では迫力ある激しい音を使ったので、本当に格闘していなくても戦っている様子が出たと思います。

トロルが木っ端微塵になった瞬間では、トロルは大きく体をゆすぶり、目は飛び出して客席まで吹っ飛んで、発砲スチロールで作った岩がたくさん客席に投げられます。。
この場面では予想したとおり、子供達から大歓声があがりました。岩や目玉を拾ったりもう、大騒ぎでした。



終わったあとも大変!!
子供達が舞台裏へやってきて、大やぎを動かしたり、トロルの中に入ったり、ペープサートを動かしたり、楽しそうに遊ぶ姿がが見られました。
「人形劇なんてめったに見られないからよかった~!」と言ってくれた子もいました。

今年の人形劇も大成功!!子供達が喜んでくれて本当に嬉しいです!!
この後、みんなでお食事タイム。焼肉、焼きそば、ビール、スイカ・・・。
お腹一杯食べて楽しい子供会を過ごすことが出来ました。
少子化で子ども会の存続を危ぶまれる中、また、来年も人形劇やりたいな・・・できるといいなと思います。
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